【効果の期間はどのくらい？】ボットクス注射の持続期間

2022年10月24日

お顔のシワといえば手軽におこなえるボトックス注射。

何となくボトックスが良いという事はしっているけれど、・・・実際どのような効果があるのか、どれくらいの期間効果が続くのか、さらにボトックス施術の可能部位や、できる限り長続きさせるポイントなど、意外と知らないボトックス注射の詳しいお話を解説していきたいと思います。

ボトックスは何に効果があるのか？

ボトックスには、主成分である「ボツリヌストキシン」という神経の伝達物質である「アセチルコリン」の放出をおさえる働きがあります。それによって、筋肉の動きをゆるめ、お顔のシワを解消・予防することができます。お顔のシワ以外にも、「脇ボトックス」「エラボトックス」「肩こり」「美脚」などさまざまなお悩みに適しているのがボトックス注射です。

ボトックスが効果を発揮するのは表情ジワ！

シワといっても、たるみがあることによって起こるシワなどタイプがさまざまあります。

ボトックスが効果を発揮するのは、表情ジワです。表情ジワとは笑った時や表情を作ったときに筋肉が伸び縮みし、この動きが何十万回と繰り返されることにより皮膚にシワが刻みこまれていきます。

ボトックス注射を打つことにより筋肉の動きを緩やかにしシワがよることを改善します。

さらに、表情ジワは真顔の時には無く、表情を作った時に現れるものですが、筋肉の伸び縮みが繰り返される事により、いずれは表情をつくっていない時にもシワが定着してしまいます。

ボトックス注射をおこなうことによって今あるシワにも効果があるのはもちろん、今後シワが刻まれないように予防する効果もあり一石二鳥の施術だといえます。

ダーマペン

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ダーマペンは、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、肌のざらつき、黒ずみを改善する治療方法です。毛穴に悩んでいる方・肌質を改善したい方・肌にハリがほしい方におすすめです。

ボトックス注射をうけれる部位と効果

眉間のシワ

眉間のシワは皺眉筋(しゅうびきん)という表情筋によってできるシワです。日常生活の中で無意識に眉をひそめる癖や、まぶしい時などに眉間をよせてしまい深い縦ジワがきざまれてしまいます。それにより不機嫌な印象になり、老けてみえる原因にもなります。

ボトックス注射をうけると眉間の筋肉がゆるみシワが出来にくくなる効果があります。

額のシワ

額の横ジワは、前頭筋という表情筋で、眉毛を上げるときに使う筋肉で、目が悪い方や、日常的に眉毛を使って目をあける癖がある方などに刻まれやすいシワです。

額のボトックス注射は眉の付近に打ちすぎたりすると目が重くなったりなど少し注意点もあるのですが、当院は患者様1人ひとりに応じた注入箇所を見極め、しっかりとシミュレーションさせて頂きますのでご安心ください。

目じりのシワ

笑ったときに出来る眼輪筋による表情ジワです。笑いジワは幸せの証とも言われていますが、若さや美容の観点でみるとやはり気になってしまいますよね。

目じりのシワは止め過ぎてしまうと表情が固く笑いにくくなってしまうなど注意点もある為、しっかりと注入する量を見極める必要があります。さらに目じりボトックスはシワだけでは無く、つり上がった目をナチュラルにたれ目に見せるという効果もあります。

エラ(小顔効果)

エラボトックスは咬筋という筋肉で、喰いしばった時などにポコッとでることでお顔がホームベース型のように大きく見えてしまいます。

エラボトックスをうけることによって発達した筋肉がゆるまり、スッキリと小顔に見せることができます。最も簡単におこなえる小顔治療ともいえるでしょう。

顎の梅干しジワ

顎の梅干しジワはオトガイ筋による表情ジワです。オトガイ筋とは、下唇の下からあご先まで伸びている筋肉のことで、下唇を上下に動かすことにより、あごにシワが梅干しのように出来てしまう事から気にする方も多くいらっしゃいます。

ボトックス注射により筋肉の動きを制御しリラックスさせることにより、ナチュラルにEラインが整うためスッキリとした効果が期待できます。

多汗症やワキガ

お顔のシワだけではなく、ワキガや多汗症にもボトックス注射は効果を発揮します。脇にボトックス注射をおこなうことにより汗腺から汗がでることを抑えます。

夏場に露出をする際に脇の汗が気になったり、冬場でも厚着をすることで意外と蒸れてしまい衣類に汗ジミが目立ってしまったりなど、多汗症を気にする方には高い効果が期待できるおすすめの治療になります。

さらに汗の量を強力に抑え、湿潤状態をつくらないことによってワキガを抑える効果も期待できます(個人差があります)。脇だけではなく手の平や額の汗にもボトックス注射をうけることができます。

ボトックスの効果の期間を持続させるポイント

ボトックス注射はシワの改善や小顔などさまざまな部分に対応し、手軽にうけられ高い効果が期待できる施術ではありますが、効果が永久に続くわけではありません。長持ちさせるコツを知っておくことで、上手くボトックス注射を活用しお悩みを解決していくことができるでしょう。

注入した部位の圧迫やマッサージをしない

ボトックス注入後は圧迫やマッサージをおこなわないようにしましょう。

洗顔時の無意識な圧迫や、日頃から習慣的にお顔のマッサージをおこなう方は要注意です。圧迫やマッサージによって患部にボツリヌストキシンが定着せず、おもうような効果が発揮できない可能性があります。

お顔の他にも、肩のボトックスやふくらはぎのボトックス注射をうける方も、無意識に肩やふくらはぎのコリをほぐそうとマッサージをおこなってしまうことがあります。こうしたことを注意するだけで効果の持続期間を少しでも長持ちさせることができるので意識して気をつけましょう。

ボトックスは熱に弱い

ボトックス注射の主成分であるボツリヌストキシンは熱に弱いとされています。

高温にさらされると本来の効果が発揮できない可能性があり、体温の上昇でも効果を弱めるといわれています。効果期間を長続きさせるためには、激しい運動やサウナ、湯船につかることは術後3日程度は控えることが大切になります。

定期的にボトックスを注入する

ボトックス注射は１回目より２回目、さらに３回目と繰り返すほど持続期間が長くなるといわれています。

繰り返しボトックスを注入することで、その部位の筋肉は使用しないため筋肉の神経支配がなくなってくると考えられています。次の注入期間は医師と相談をし、継続的にうけることで持続期間を長くしていきます。

ボトックスの効果の期間はいつからいつまで続く？

ボトックス注射は打ったその日から効果が発揮されるわけではありません。

個人差や注入部位によって異なりますが一般的に３日目あたりから効果を感じ始めます。いきなり効果があらわれるというよりかは徐々ににあらわれ始め、１週間前後でピークに達します。その効果は3〜6ヶ月の期間続くとされています。ある日突然効果が無くなるのではなく、徐々に注入部位の筋肉が動き始めボトックス注射をうける前の状態に戻っていきます。

タイミングは医師と相談の上、次回の注入をおこなうことで効果を継続させていきます。