医療ダイエットは危ない?正しい医療ダイエットの方法と危険な行為3つ

近年多くの世代から話題を集めている医療ダイエット。医師の指示のもと、内服や食事制限、運動療法などを用いて行うダイエットのことをいいます。

しかし、医療ダイエットと聞くと『危ない薬を使ってるんじゃないの?』と不安に思う方も多いと思います。

そこで、本記事では医療ダイエットは危ないのか?健康的なダイエット方法ではないのか?という疑問に対して詳しく解説いたします。

医療ダイエットをご検討中の方は是非ご覧ください。

医療ダイエットと、使用頻度の多い薬剤について

ここからは、医療ダイエットで使用される頻度の多い薬剤についてご紹介します。

食欲抑制剤

ダイエットの一番の大敵は食欲。医療ダイエットでは、薬の効果で食欲を抑制する効果がある薬剤を経口・自己注射から選びます。

食欲抑制剤は経口タイプのリベルサス、自己注射タイプのオゼンピックとサクセンダがあり、医師の診察や血液検査の結果で一番適している薬剤を決定していきます。

リパーゼ阻害薬

リパーゼ阻害薬は、食べ物を食べたときに余分な脂肪を身体が吸収しないように作用し、最終的に身体の外に出します。脂肪を吸収しないようにするため、体重減少効果が期待できます。

糖質吸収抑制剤

糖質吸収阻害薬はお米や麺などの炭水化物を摂った際に身体に吸収されるのを抑制する効果があります。人は淡水化物を食べると血糖値があがり、高血糖状態が続くと太りやすくなりますが、糖質吸収阻害薬を内服していると血糖値が上がりすぎないようにする効果があります。

SGLT2阻害薬

血液の中に存在する糖を尿と一緒に出す作用のある薬剤です。元は糖尿病の治療薬として使用されている薬剤ですが、医療ダイエットとしても効果の高い薬剤です。

医療ダイエットが人気な理由3つ

ここからは、医療ダイエットが人気な理由を3つご紹介します。

血糖値の急上昇を抑えるため、脂肪になりにくい

仕事の疲れやストレスを解消してくれるおいしい食べ物。ついつい食べてしまうと体重はあっと増えてしまいますよね。

しかし、ダイエットは食欲を抑えなければ満足のいく結果にはなりません。医療ダイエットでは、自分ではなかなか難しい食欲を薬剤で抑えられるので、食事制限が苦手な方でも無理なくダイエットを続けられると好評です。

糖の吸収を抑える

ダイエットで食事制限をしていると、チートデイなどでお米や麺、パンを食べた時に糖質を一気に吸収し太りやすくなってしまいます。

しかし、糖質吸収阻害薬を内服することで、糖質は吸収されないため、太りにくい身体になります。

炭水化物が大好きでなかなか量を減らせないと悩んでいる方におすすめしたい薬剤です。

リバウンドしにくい

医療ダイエットは、継続的な内服を続けると効果が持続します。このため、運動の頻度が多少落ちてもリバウンドしにくい状態であるため、旅行やイベントなどの機会も心配せずに心から楽しめます。

体重の増減を繰り返している方にとって、医療ダイエットを上手に取り入れるとリバウンドしにくい生活を送れます。

医療ダイエットは危ない?安全に過ごすために必要な知識3つ

ここからは、医療ダイエットが本当に危ないのか、安全に医療ダイエットを行うために必要な知識を3つご紹介します。

必ず医療機関からの処方を受ける

医療ダイエットで処方される薬は、必ず医師の処方で医師の指示量を守る必要があります。

理由は、ネットの情報を鵜呑みにして個人輸入した薬が、必ずしも自分に合う薬か分かりません。

また、送られてきた薬が本当に安全な薬なのかの保証もないため、とても危ない行為となります。

医療ダイエットは医薬品を用いるダイエットのため、正しい手順を踏めば安全なダイエット方法となりますが、間違った手順を取るととても危ないダイエットとなってしまいます。

必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

自己判断で増量・減量をしない

医療ダイエットのために処方される薬は、医師が診察をした上で決定される薬です。

自己判断で薬の内容を変えたり、薬を多く飲みすぎると血糖値が下がりすぎてしまうなどの健康被害が起きる可能性があるため、とても危険を伴う行為となります。

自己判断で調節をしてしまうと、満足な結果が出ない可能性もありますし、体調を大きく崩してしまう可能性もあります。医療ダイエットは、医師の診察と指示量を守るから安全なのです。

個人輸入や自己判断での薬の増減は絶対にしないようにしましょう。

過度な食事制限はしない

医療ダイエットで処方される薬の多くは、血糖値を急上昇させにくい効果が期待できる薬を使用しています。

食事をほとんど摂らない過度な食事制限と医療ダイエットの内服を組み合わせると、血糖値が下がりすぎてしまい、めまいや倦怠感などの健康状態の悪化が懸念されます。

このため、適度な食事制限は医療ダイエットの良い後押しになりますが、過度な食事制限はおすすめできません。

自分の体調をよく観察し、無理なく綺麗に痩せられるように過ごしていきましょう。

医療ダイエットは正しく行えば危なくない

医療ダイエットは個人の判断で薬の内容を変えたり、増量してしまったりすると健康面の悪化の恐れがあり、とても危ない行為となります。

しかし、医師の診察を定期的に受けて指示通りに内服をすれば安全にダイエットが可能です。

より美しい自分を目指すなら安全な方法で医療ダイエットを行なっていきましょう。

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